20180928

料理番組を観ていてふと、思った。


番組そのものの面白さとは別に、出来上がった料理を作ってみたいとは思ってもすぐには作れない自分のような人がどのくらいいるのだろうか。


恐らく発信する媒体がきっちり剪定されなければ99%以上がその料理を作らないんだろうな。

媒体とは書いたが、情報の受取手が定まった媒体で、という限定条件になると思う。

具体的には、15:00頃に夕飯を提案する番組なら主婦が対象になって料理を作る可能性が上がる。

これを深夜の03:00にしたらどうだろうか。

録画などを考慮しなければタイミングによって料理を作る人は激減するはずだ。

活動時間外に活動を誘発する情報があってもそれはそのまま「活動」には、繋がらない。

あくまでも「情報」の範疇を逸さない。


それを解消するのがインターネットになるわけだが留意点なあるとすれば能動と受動だろう。


所定の媒体に合わせるのは、見込み客の受動態度に割り込む提案になる。

インターネットは、広告を打ち出さない限りは見込み客の能動態度に依存して完成された提案を味わってもらう形だ。


具体例。


料理番組、今夜のメニューに困ったのでオススメを聞いて真似る。

料理サイト、今夜のメニューに困ったのでオススメを探して真似る。


この2つの結果はどちらも夕飯を作る。なのだが、長く愛されるために必要な提案は当然違ってくる。





次が続く。。。